鹿児島市指定無形民俗文化財「おぎおんさあ(祇園祭)」に納屋神輿(弐番神輿)参加しました。【2:発幸祭-ご神幸】

なや通り

2014年07月22日 18:03

なや通りからのお知らせをご覧いただき、まことにありがとうございます。

鹿児島市では今年も夏を彩る鹿児島市指定無形民俗文化財「おぎおんさあ(祇園祭)」が、7/19(土:宵祭)、7/20(日:本祭)に開催されました。
なや通りの納屋神輿(弐番神輿)も毎年参加しています。

7/20(日:本祭)午後からの発幸祭-ご神幸行列の様子をご紹介します。
 【発幸祭-ご神幸(1)】の様子です。
http://naya.chesuto.jp/e1170503.html

14:30より鹿児島商工会議所ビル前にて発幸祭が行われ、15:00より歩行者天国ゾーン(高見馬場~朝日通りの電車通り)にて荘厳なご神幸行列が始まりました。
これより約2キロ、総勢3千人の行列が、古式ゆかしく賑やかに市内を練り歩きます。

太鼓の音が響き出しました。

続いて、あいご会の子供たちによる子供神輿十基が、「わっしょい、わっしょい」と元気な掛け声のもと、お神輿を担ぎます。


猿田彦(ニニギノミコトが天孫降臨されて地上に降り立たれた際に、道案内をされた神様)を筆頭に、ご神幸行列が始まりました。
〔※ニニギノミコトは天照大神(アマテラスオオミカミ)が「地上は自分の子孫が治めるべきである」という考えのもと、地上を統治させるために派遣したアマテラスの孫に当たる神様です。〕



勇壮な大鉾(おおほこ)、祇園傘が運ばれてきました。
大鉾は、このあと「練り」などさまざまな演技を繰り広げます。


続いて傘鉾とともに、地方山車(じかただし)の行列がまいりました。

三味線や太鼓の音色が響き渡ります。

祓主(馬上)です。菅翳(すげのさしは)・紫翳(むらさきのさしは)が続きます。


美しい御所車(官女)がまいりました。


神官山車(斎主・道楽)が、さらに壮観・荘厳な趣を漂わせます。


芋桶を頭に戴せた十二人の巫女が、神幸にお供する十二載女(じゅうにかんめ)です。
御妃奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)の勤勉さにあやかって、ご神幸にお供します。


このあと弓矢、鉾、錦旗、太刀と続きます。


御神馬(ごしんめ)、鉾がまいりました。


かわいらしい稚児花籠(10基)です。



祇園囃の音曲も賑々しく巡幸します。

おぎおんさあ(祇園祭)ならではの、神幸行列の呼び物・大きな傘鉾の演技が始まりました。
高さ7mもの傘鉾を大空に向け、腕や肩・顎・頭に突き立てたり、「練り」(腰を下げた姿勢のまま、鉾を60度角で持ち続けます)などが披露されました。


このあと男女10基による大人神輿です。
なや通りの納屋神輿も、弐番神輿で参加いたしました。


ご神幸行列は、これより鹿児島市天文館を練り歩き、着幸祭(鹿児島商工会議所ビル前)へと向かいます。

【ご神幸ー着幸祭(3)】
http://naya.chesuto.jp/e1170696.html

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