【御礼】鹿児島市指定無形民俗文化財「おぎおんさあ(祇園祭)」4.発幸祭-ご神幸行列:納屋弐番神輿

なや通り

2016年07月26日 15:50

なや通りからのお知らせをご覧いただき、まことにありがとうございます。

7/23(土:宵祭)、7/24(日:本祭)鹿児島市では、夏を彩る鹿児島市指定無形民俗文化財「おぎおんさあ(祇園祭)」が執り行われました。
おぎおんさあ(祇園祭)に、多くの皆様にお越しいただき、まことにありがとうございました。

鹿児島のおぎおんさあ(祇園祭)で最初に神輿を担いだ納屋弐番神輿、毎年参加しています。


7/24(日:本祭)午後からの発幸祭-ご神幸行列の様子をご紹介します。

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 ▼7/24(日:本祭)おぎおんさあ(祇園祭) 社頭祭-神輿宮出し-渡御(上町)の様子です。
 http://naya.chesuto.jp/e1409170.html
 ▼渡御(小川町商店街、易居町商店街-朝日通り)
 http://naya.chesuto.jp/e1409494.html
 ▼神輿宮出し-なや通り渡御
 http://naya.chesuto.jp/e1409496.html
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午後より鹿児島商工会議所ビル前にて発幸祭が執り行われ、八坂神社宮司の清め祓いや祇園奉賛会・会長の祝詞、神事部長のご挨拶をいただきました。



発幸祭のあと、15:00より歩行者天国ゾーン(高見馬場~朝日通りの電車通り)にて荘厳なご神幸行列が始まりました。
これより約2キロ、総勢3千人の行列が、古式ゆかしく賑やかに鹿児島市内を練り歩きます。

白バイ隊、鹿児島親善大使に続き、太鼓の音が響き出しました。



続いて、あいご会の子供たちによる子供神輿が「わっしょい、わっしょい」と元気な掛け声のもと、お神輿を担ぎました。


続いて神事部長、猿田彦(ニニギノミコトが天孫降臨されて地上に降り立たれた際に、道案内をされた神様)、祓主(はらいぬし:馬上)、露払、社名旗のご神幸行列が続きます。

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ニニギノミコト:天照大神(アマテラスオオミカミ)が「地上は自分の子孫が治めるべきである」という考えのもと、地上を統治させるために派遣したアマテラスの孫に当たる神様です。
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勇壮な大鉾(おおほこ)、祇園傘が運ばれてきました。

大鉾は、このあと「練り」などさまざまな演技を繰り広げます。

続いて地方山車(じかただし)の行列が続き、三味線や太鼓の音色が響き渡ります。


賽銭箱、祇園奉賛会会長・副会長、菅翳(すげのさしは)・紫翳(むらさきのさしは)が続き、神官山車(しんかんだし:斎主・道楽(みちがく))が、さらに壮観・荘厳な趣を漂わせ、阿吽山車(あうんだし)が続きます。

続いて、美しい御所車(平安時代の身分の高い貴族の乗り物:官女)がまいりました。


芋桶を頭に戴せた十二人の巫女が、神幸にお供する十二載女(じゅうにかんめ)です。

御妃奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)の勤勉さにあやかって、ご神幸にお供します。

このあと弓矢、鉾、(ほこ)、錦旗(きんき)、五色旗(ごしきばた)、太刀(タチ)、御神馬(ごしんめ)、鉾と続きます。

かわいらしい稚児花籠が続き、祇園囃の音曲も賑々しく巡幸します。


また、おぎおんさあ(祇園祭)ならではの呼び物・大きな傘鉾の演技が始まり、高さ7mもの傘鉾を大空に向け、腕や肩・顎・頭に突き立てたり、「練り」(腰を下げた姿勢のまま、鉾を60度角で持ち続けます)などが披露されました。


このあと男女大人神輿が続き、一番神輿(青年会議所)に続き、「ソイヤ、ソイヤ」の掛け声のもと納屋弐番神輿も練り歩き、小さいお子様の無病息災を祈る「稚児上げ」を行いました。


「頭」を筆頭に、纏(まとい)を振り神輿の先導役「纏頭」、神輿の安全や統制を行う「先棒」「さばき方」、神輿を支える縁の下の力持ち「台座」、給水や救護ほか担ぎ手を支える「賄い方」など、さまざまな役割があり、全員の心を1つに整えて神輿を担ぎ、ご神幸行列を盛り上げてまります。

これより鹿児島市の中心市街地・天文館を渡御し、着幸祭が執り行われます鹿児島商工会議所ビル前へと向かいます。

▼おぎおんさあ(祇園祭)ご神幸行列-着幸祭の様子は、こちらです。
http://naya.chesuto.jp/e1409522.html

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