2018年07月23日

【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

いつもありがとうございます。鹿児島市天文館の なや通りです。

7月21日(土:宵祭)、7月22日(日:本祭)
鹿児島市の無形文化財「おぎおんさあ(祇園祭)」が執り行われました。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

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おぎおんさあ(祇園祭)

鹿児島市無形文化財の「おぎおんさあ(祇園祭)」は悪疫退散、商売繁盛を祈願して、江戸時代から行われている伝統的な祭りです。
(鹿児島五社の八坂神社(祇園社、祇園戸柱)は歴代藩主の信仰が厚く、「おぎおんさあ(祇園祭)」は京都祇園社にならったお祭りです。
諏訪神社の諏訪祭、稲荷神社の流鏑馬(やぶさめ)祭とともに「鹿児島三大祭り」とされています。)

【祇園祭りのいわれ】
祇園祭は、今からおよそ千百四年前の平安京の時代、毎年のように夏に全国で大流行する疫病の惨害を免れようとして、当時の全国の国数に応じた六十六本の鉾を建て、御霊を祓う神事を行ったことに由来しています。
鹿児島の祇園祭りは、江戸元禄時代ごろから行われ、庶民文化の興隆に伴って益々豪華絢爛、盛大な祭りになったと言い伝えられています。
 〔八坂神社祇園奉賛会事務局(鹿児島商工会議所内)おぎおんさあポスターより引用〕
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鹿児島の祇園祭で最初に神輿を担いだ、なや通りの納屋神輿は弐番神輿で毎年参加しています。

 ▼祇園祭と納屋神輿(弐番神輿)
 http://nayadori.com/history/index.html#nayamikoshi



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7/22(日)おぎおんさあ本祭の様子を、ご紹介します。

●発幸祭
11:00発幸祭が中央公園にて執り行われ、11:20 ご神幸行列が中央公園から出発しました。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

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●神輿は「頭」を筆頭に、纏(まとい)を振り神輿の先導役「纏頭」、神輿の安全や統制を行う「先棒」「捌き方」、神輿を支える縁の下の力持ち「台座」、給水や救護ほか担ぎ手を支える「賄い方」など、さまざまな役割があり、全員の心を1つに整えて神輿を担ぎます。
「ソイヤッ!」の掛け声のもと、渡御(練り歩き)をいたします。
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皆様には、たくさんの「ソイヤ!」の掛け声や力水などをいただき、まことにありがとうございました。
途中、無病息災・悪疫退散・商売繁盛を願いながら、纏(まとい)を振りました。

●ご神幸行列巡幸
12:00より電車通りにて、ご神幸行列巡幸がで始まりました。
おぎおんさぁのご神幸行列では、神事部長、猿田彦(ニニギノミコトが天孫降臨されて地上に降り立たれた際に、道案内をされた神様)、祓主(はらいぬし:馬上)、露払、社名旗のご神幸行列が続きます。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
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ニニギノミコト:天照大神(アマテラスオオミカミ)が「地上は自分の子孫が治めるべきである」という考えのもと、地上を統治させるために派遣したアマテラスの孫に当たる神様です。
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勇壮な大鉾(おおほこ)、祇園傘です。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
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【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

子供御輿のあとは大人御輿。
男女大人神輿が続き、一番神輿(青年会議所)に続き、「ソイヤ、ソイヤ」の掛け声のもと納屋弐番神輿も練り歩き、小さいお子様の無病息災を祈る「稚児上げ」や「喧嘩御輿」などが行われました。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
お足元には、お清めの塩。無病息災・悪疫退散・商売繁盛をお祈りしました。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

●着幸祭
着幸祭の前に稲穂を取り外す、五穀豊穣の祈りが込められた「稲穂取りの儀」が執り行われました。
先導役の傘鉾(かさほこ)と後神霊を運ぶ神輿が、お互いの役割を果たせたことをねぎらう意味を込めて行われます。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

14:30よりアイムビル前にて着幸祭が、しめやかに行われました。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

五穀豊穣の祈りが込められた稲穂は、お花をいただきました方々にお礼を込めてお届けします。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

平成30年度のおぎおんさぁ、無事執り行うことができました。
まことにありがとうございました。
皆様のご健康とご多幸、商売繁盛を祈念し、納屋弐番神輿一同、心より御礼申し上げます。
【御礼】7/22(日:本祭)「おぎおんさあ(祇園祭)」:納屋弐番神輿

これからも、なや通りは昔から受け継がれた伝統と文化を大事にし、鹿児島の地元の皆様にとって大切なおぎんさあ(祇園祭)を、さらに大切にしていく所存です。
今後ともご理解とご支援、ご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。



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